黒鯛とストラクチャー
釣コラム等と銘打って記事を書いていますが..
私生涯でまだ50尾程しか黒鯛釣ってません(笑)
なので素人の勘違いだと思って読んで頂ければ幸いです。
先日帆掛島の先端部で釣りをしたのですが、
視認可能な範囲に、素晴らしいストラクチャーが無数に入っていました。
さて磯のストラクチャーを確認する手段ですが..
一番手っ取り早いのは海に潜る事ですね。
そこまではちょっとという方は、凪の澄みの日に高台に上がって見てください。
釣り座から確認するだけでは十分と言えないので、
高い所から沈み根を確認するのは大事ですよ~
一口にストラクチャーと言っても、沈み岩、岩盤、はえ根、クレコミ、磯際等々様々あるのですが、
海に潜って見た印象からいくと..
絶対に外せないのは「カケアガリ」です。
「カケアガリ」とは階段状もしくはスロープ状になっているストラクチャーの事ですね。
黒鯛の習性として、
奴らは落ちてくる餌(貝殻やカニや海藻)に異常に興味を示します。
あと砂煙にも異常に興奮するのですが、そちらの話は次の機会にします。
この階段状になっている障害物は、一体に磯際から続いている事が多いですが、
払い出しの効果も相まって餌のフォールをナチュラルに演出しているんですね。
それから「カケアガリ」というのは海底に沈んでいる岩よりも、
貝、カニ、海藻といった餌が着きやすいです。
水深2M程に当歳魚、
3M程の所に2~3歳魚、
底周辺に4~5歳魚といった群泳を見た事があります。
多少近づいても逃げないのですが、
そのへんにあいつらの好奇心の強さが出ていますね。
グレなんかは一発で逃げますが(笑)
「カケアガリ」の確認のしかたは波の立ち方で判別できます。
同じ1Mの波でも、他より大きな波が立っている所..
階段を利用して波が這い上ってくるんですね。
是非攻めてみて下さい。
リフト&フォールで当たりが出ない場合は..
ハリスを底に這わせると良い場合があります。
底に着いた餌が、
ふわっと浮き上がった時に喰ってきます。
誘いの仕方は、
超デットスローが実績大です♪
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