渓流が解禁したようです。
平成29年4月1日 晴のち曇り。 風はおだやか。
気温2度→10度
釣りものに乏しい3月がようよう終わり、
ついに、拙い私でも釣果を望めるジャンルが始まりました。
(花粉まで開幕しなくても良いのだが)
解禁週の末は、ほぼ確実に毎年釣りに赴いていますが、
今年もご多分にもれず、であります。
初期は難しいと言いますが、それでも3月1日解禁に比べると、
4月はなんぼかマシです。
とはいいつつも、河川選定を間違うと、平気で坊主喰らったりしますので、
そこは細心の注意が必要。
淵が多い沢なんかを選んでおけば、間違いが起きるリスクは減るでしょう。
で、その沢の入渓時刻はAM6時頃。
綿の肌着にフリース。レイヤリングの再外部は薄手のシェルではなくダウン。
それくらい寒いのです。
辛うじて穂先は凍っていませんでしたけどね。
朽ちかけた鉄製のタラップを恐る恐る降りると、
雪代が出るまでの、ほんの小間であろう優美な流れが釣り人を迎えてくれました。
久々のまほろばに癒されながら、所々にある淀みらしきものを丁寧に打っていきますが、
追い(チェイス)が少ない。
あれ~魚減ったこの沢?
みたいな気分でしたね。
それでも出るところからは出るのですが、食い気はともかくとして、活性が低い為追いきれない。
結果、浅食いが多発し、バラシ祭りに。
自分が脳裏に描いたスローな演出よりも、さらにスローじゃないと、きちんとバイトしてこない。
イメージと現実のギャップ。
その辻と褄を合わせるのに要した時間が3時間。
堰堤付近まできてようやくヒット。
さびと艶が入り混じる、初期特有の色合いです。
堰堤越えの次の区間は、淵が連続しており、そこで同行のタム氏が一尾ゲットしていました。
だが、私には出ず。
――この人、渓流二年生とは思えないんですが。
連続した淵だけ打って、あとはストレートになるので退渓します。
(帰りは雪道2キロ)
川を変えます。
先ほどまでとはうってかわって、里川の風情。
しかし、これはこれで、ストーキングが難しかったりもする。
撹拌した流れが無い為、こちら側が丸見えなのです。
岸際にへばりつくようにキャスト地点に入り、
大きな深みの中層で小刻みにダートさせていると、
今日一の22cmが出てくれました(写真なし:陸が無かった)
その後、上を開拓。
本流からそれて、再び沢然とした方面へ。
こちらは少し水量不足でしたね。
暖気の午後にもう一度行ってみましょうか。
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