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Posted by naturum at

2017年05月29日

見えない(感じれない)潮流




平成29年5月27日(土曜日)

雨と曇り(半々) 南の風 波高1M→2M

気温13度→20度 水温未測定(漁運丸の測定18.5℃)




例によって車中泊からの崖降り。

当日は朝方スコールでしたので、4時半に車を出た。




意中の磯GNGは危険な波塩梅になることが想定されたので、

お隣のM岩へ。

ちな、初磯。




胸を躍らせ近づいていくと、本島の手前に、あたかも拷問器具のような木馬があった。





越えれんのコレ?




バッカン、ロッドケース、クーラーと、合計15kgほどの荷を担いでのドキドキタイム。

左肩にロッドケース、右肩にクーラーを担いだが、手に持ったバッカンの重量分、重心が崩れる。




・・これは危険だ!




世界の中心、
もとい、木馬の頂点で怖気を振るう。




考えろ、俺。




今からでも、どうにかして荷物を分散するんだ。




スペースは・・・




馬の背にロッドケースが置けそうな気ガス・・・
(かなり不安定でしたが)




その後スパイダーのように飛び石(これも猫の額ほどのスペースだった)に乗り移り、
なんとか、上陸に成功。




先端まで出ると、ロケーションは想像だにしない素晴らしいものでした。





南向き(奥に見えるはGNG)





南西向き




そして釣り座に選定したのは風裏。

北西向きのこちら。




仕掛けは0号竿 糸2-1.25 

ヴァージB(Sサイズ) ガンクッションG3 掛かりすぎグレ5~6号 G4針上50cm

タナ2ヒロ強。




最初赤丸で囲った部分に狙いを定めたが、
出なかった。




風がやんだ時だけ、沖へ流れる、
太い矢印の潮流が見えていなかった。
(もっとも風がやまないと流れていかないのだが)





しゃぐ。8時。





しゃぐ四寸。10時。




そして12時にしゃぐ二寸の黒鯛くん追加。










正確に測定。
このサイズ、私には上出来ね。





メジナは刺身で。

業腹なイナダの不味さも、これで吹っ飛びます。
























  


Posted by たーきー at 12:35Comments(10)男鹿磯(餌釣り)

2017年05月24日

ただいまGNG




平成29年5月20日(土曜日)

晴れ 南の風やや強く 波高1M→1.5M

気温13度→22度 水温未測定だが、界隈は15℃程度で安定




そろそろ鯛を釣り上げないといけないので、本気(マジ)でフカセ釣りへ。




前日より車中泊し、3時にプチ崖を降下。




4時頃より釣り開始。
タックルはロッド1.75、ライン3→2.5のマグナム。
しり上がりに波浪が出ることを想定し、ウキは瞬黒の5Bを選定。
(瞬黒はしもぶくれタイプで、波にもまれても、ある程度安定性があります)




のっけから南風が強いので、北向きに立ち位置をとる。
以前デカ真鯛から切られたポイントなので、根をかわせる高台に座した。

仕掛けは根を越えていく払い出しに乗せつつ流す。

朝方はそれなりにつけ餌は残った。



2.5ヒロ。




3ヒロ。




4ヒロ。




徐々に下げるが生体反応が薄い。




6時過ぎころに、イナダが一尾。




これ違うな、と思い、
風向いもやってみることに。









既に波は1.5近い。
写真には写っていないが、左端にハナレ岩がある。
そこからの払い出しの干渉が凄まじい。




分かってはいるのだ。何回も来てるから。
負けずに沖に出る流れがあれば、膠着する潮が生まれるはずなのだが、
今回はアテている。

そのアテ潮を利用して、手前際にポイントを作ってみたが、
フグが湧くだけ。

風も7Mクラスで、釣り難い。




もう一度北向きへ。




こちらも、本流筋は、払い出しを無視するように陸側へアテている。




強風。

アテ潮。

たるみなし。





もう、数釣りは諦めた。




でも、一本だけは欲しい。




アテ潮を利用して流し、払い出しがぶつかる根で誘っていくしかない。




コマセはたまらない。
(本当は一か所にためたいが)




わずかにこぼれているだろう根の周辺で、神経を集中させる。
































3:20 黒35cm




その後18時まで粘ったが、本命はこれ1本のみ。














イナダは計4尾釣れました。




黒鯛は0竿、ライン1.5へ落としていますが、

ウキは瞬黒の5Bです。

タナ竿1本弱。




14時間お疲れ様でした。





































  


Posted by たーきー at 12:24Comments(6)男鹿磯(餌釣り)

2017年05月15日

重役出勤の末路



今年は青物のサイズが良い。

しかも、みなさん、結構簡単に釣っていらっしゃる。




・・・でもね、




私にはそんな簡単に釣れませんよ!
実際前日には加茂でPGでしたし^-^




そんなこんなで当日。




平成29年5月14日(日曜日)

くもり 東の風 波高0.5M強

朝の気温13度くらい。




前日釣行の疲れが抜けていなかった為、

目覚ましを4:00にセットして自宅発。
(一時間遅らせただけで、疲労の度合いが違うのだ)




4:20に三世に着いたが、車が8台。




ムリゲーと判断し、味が先。

ここもほぼ満杯・・・。




GWと変わらないやん(笑)




私は思った。




この先南下を続けても、

目ぼしい駐車スペースは満杯だろう・・・。

なにも釣り人はジガーだけではない。

磯師だってごまんといるのだ。




発想を転換する必要に迫られる。




自分の引き出しには、マニアックな人が少ないポイントが無い。
(だから、早朝出撃しなくてはいけないのだ)




なら、探してやる。




そして、味が先のトンネルを抜けると、
すぐにそれは在った。









賢明な読者諸兄ならば、分かったと思う。




そして、「ここ行けんの?」と思った方は、おおむね正しい。




まずたどり着くのに瀬を歩かなくてはならない。

磯ブーツの場合、水位が高いと水没すること必定。

たどり着いたら着いたで、へつり歩きを迫られる難所が2つ3つ存在する。




四肢のうち、三点確保しないと落ちますからね^^




なんとかクリアすると、比較的足場に恵まれた磯場に出ます。



西向きにドデーンと沖磯があり、南にはテトラ。




キャストできる方角は南西の一点だが、北端まで出れば、西~北向きを広角に攻めれます。
(写真の向きが北向きなのは言わずもがなだ)




五投目くらいでヒット。




も、フッキングが甘く、バレる
(なんて、下手くそ)




着水点は砂地だが、手前は丸みを帯びた根が入っている。

もちろん今時期は、ワカメやホンディがふんだんについている。
(ワカメはお酒を飲むときにする、陸のワカメではない)




ジャーク&フォールで沖合を攻め、手前回収時は、根の付近をワンピッチでダートさせてやる。




するとアイナメ。




気分転換に沖磯周辺にミノーをキャスト。




シバースは出ない。




が、回収してきたミノーに、茶黒い生き物がチェイス!




50近いアイナメだったが、食わず(ワハハ)




その後ジギングに戻して、ようやくイナダ一本。









ほらね、




やっぱり難しいですよ。





  


Posted by たーきー at 12:32Comments(8)庄内磯(ルアー)

2017年05月08日

庄内ショアジギング



今回の記事は、一週間ほど前の出来事です。

「時系列を無視して釣果うpするのやめてくれませんか?」

と言われそうですが、そこはボケ男のやることなのでご容赦願います。




平成29年4月30日(日曜日)

晴 南風~東風 波高1.5M弱

気温10度→20度 水温未測定




タイトル通り、この日は朝早くからショアジギに出かけました。

現着が3時50分。




駐車場に車6台!




・・・あ、
オワタ!




GWを甘く見ていたわけではないが、
まさか6台とは・・・、




でも一応降りて、磯場を確認しよう・・・。




すると、意中の磯場が空いている。




が、私と同年代ぐらいの先行者が一人入りそうな気配。




ただ、少し様子がおかしい。




この方、どこかへどもどしていらっしゃる。

どうしたの?と思いながら声をかけた。




「そこ入られますか?」

「・・・そう思ってきたのですけど、僕、この場所初めてで・・・、
 ここって釣れますか?」




――――――――――――、




「そうですね、実績ありますよ。私も立とうと思っていましたが、
 先に入られるようなら遠慮します」




そう、以前anbox氏と磯メバルをやった某所なのだが、

ここは基本一人でやるポイントであり、

仲間内でなければ、二人で立つのは難しいところなのだ。

・・・・・手前のポイントが空いていたし、今日はあきらめてそちらへ入ろうか・・・・・

そんな思惟を巡らせていると、思いがけないお返事が。




「二人で入りませんか?」




ほーう。

そう来ましたか。

こちらには何の否やもございません。




「分かりました。よろしくお願いします」




そう言って、仲良く磯場へ。




おはなしを聞くと、昨日も夕マズメをやったが、ダメだったとのこと。

今年はまだ一本もあげていないとのこと。

磯場は何か所かは回っているが、知識は皆無に等しいとのこと。

鈴木などは釣ったことが無いとのこと。




不調法かとも思ったが、タックルを覗かせてもらう。

ディアルーナ1000Mにラインはナイロン。




「PEじゃないんですか?」




そんな不躾な質問はしなかった。

確実に初心者ではあろう。

しかし、

それでも、

今持てる、最大限のやりくりとメソッドを携えてこの場に来ているはずだ。




『匹夫も志を奪うべからず』




反体制気取りの自分は、

存外この言葉が好きなんです。

無論、この方を匹夫呼ばわりするのは、失礼に当たるのですが。




うすら明るくなったところで、一等地を譲る。
(根がきつく、ジグのキャスティングポイントは狭い)

私は根の方を選択し、ミノーイングを。




ですが、この日はまずめのフィーディグタイムに青物が接岸することはありませんでした。




開始30分を回ったところで、私はトイレ休憩でコンビニへ。

彼の分もコーヒーを購入し、現地で手渡すと喜んで頂けた。




5時ころからは一等地を代わる代わる打って、私もジギング。




だが、釣れる気配はない。

時間だけが虚しく過ぎるのみ。



そうこうしていると、彼は次のポイントへ行くらしく、この場を後にした。




「ありがとうございました」

と、深々とこうべを垂れられてしまう。

いや、そりゃあ、いろいろポイントとかはお話しましたが、

そこまでされると、恐縮の至りです。




「またいつかここに来ますので、その時はよろしくお願いします」




・・・俺もここはオキニだが、あなたもシャレたこと言いますな。




「はい、いつかまた会いましょう」




そういってお別れしましたが―――、

















そこから2時間粘って7時30分!




ようやく一本あげましたよ。









ディアルーナの戦士さま。




実績はありますので、また是非来てくださいな。




  


Posted by たーきー at 17:13Comments(12)庄内磯(ルアー)

2017年05月06日

GWメバル



平成29年5月3日(水曜日)

晴れ 南風 波高1M弱

気温22度 水温未測定




当日はティクトテスターの田村氏と、
(以前より、タムードだとか、タムリンとかいって本ブログに登場していた釣友です)

磯メバルを狙いに、男鹿へ。

現着が15時30分。






私はマズメまでフカセを・・




暖気。
無風。
静穏に近い波け。

風裏にポイントをとったことで、
ここまでの条件は整う。

しかし、ベイトや潮流の有無といったところまでは、神頼みになるのが釣り・・。




そのあたりの状況を確認すべく磯場を巡り歩いていると、
まとまった稚魚系のベイトが確認できた。
(ハタハタみたいなキジハタみたいな)




そしてウキを流すと、方角がふらついてはいたが、アテではない、しっかりした潮流を確認できた。




メバル狙いの条件は、限りなく満点に近い状態で整っているようだ。




三時間ほどウキ釣りをしたが、アイナメ、タナゴといった魚が竿を絞り込んでいく。

食い気はあまりなく、ウキがしもるのに時間がかかる感じだ。

ドピーカンの浅ダナだったことと、波けが足りていなかったことが、要因だと思う。




18時を回ったころ、状況が変化する。

これまで単発だったタナゴが湧いた。




ウキはタナゴに適した小粒ドングリではあったが、
ハリが大きかったため、うまく掛からない。
ノーガンなのを良いことに、餌をとられまくった。

だが、仕掛けは変えず。

じっと、根際に差す黒鯛を待つ。




水平線に太陽が沈むころ・・

2ヒロ強の仕掛けもゆっくり沈んでいった・・。

穂先に乗せてから合わせると、
小気味よい引きが手元に伝わったが、
釣れてきたのは23㎝ほどのメバル。

後方を確認すると、田村氏もメバルの時合いに入っているようだった。

潔くフカセを終え、ジグヘッド単体の釣りに切り替える。




タックルは新規購入したアジングロッドを使用。
クロステージ【CRX-S562AJI】

これにティクトのエステルライン、【ジョーカー】の0.5号を合わせる。

ジグヘッドは基本の1gからスタート。




日没後の薄暮。

映画「君の名は」では、この時間帯のことを「彼は誰どき」と表現したが、

人を見間違うような明度の中、

メバルからの返答は、ふんだんにあった。




キーーン、という金属的なもの。

トン、トン、という思わせぶりなもの。

グググッと、根掛かりのようにティップを押さえつけるもの。

手首のスナップで合わせると、痛快な引きが釣り人を楽しませる。

釣れてくるサイズは19〜27。










ワームはガルプ:ベビーサーディンと、
ティクト:メタボブリリアントを使用。




私は10尾ほどの釣果でしたが、どちらでも好反応でした。


田村氏は倍以上釣っていましたが・・。










  


Posted by たーきー at 10:59Comments(10)磯メバル

2017年05月01日

おにゃのこたちの友情の物語



平成29年4月29日(土曜日) くもり ときどき晴れ 波高1M

早朝、南の風。7時ころには収まる。

朝の気温10度くらい。





交わした約束 忘れないよ 目を閉じ 確かめる ♪




そう、その日朝の約束は、決して忘れてはいけないものだった。

なぜならば、ライトの鬼神anbox氏が、わたしの為にとりどりの準備をしてくれていたのだから。




約束の時間は4時。

わたしが10分前に車どめに着くと、an氏はすでに変身を済ませていたようだった。











リグを組みながら、時折わたしに話しかけるan氏の目は自信に満ちていて、どこか挑戦的だ。




「まどかちゃんに、わたしの610と、エステルが付いたアルテを貸してあげる」

「ほむらちゃん、ほんとうにありがとう。今日はこれでいっぱい釣ってみせるね」




百合フィールドを展開。

そうして釣りのフィールドにも着いた。




――――――――――、




魔女さながらの先行者たちがすでに10人近く入っている。




「やっぱりGWは違うね。でもがんばろうね」

「うん」




わたしは決意をあらたにした。

友人がしてくれた、こころからのお膳立てに応えるために。




右も左もわからなかったけれど、隣には最高のお手本、an氏がいる。

「怖いものなんて、ない!」

こころの中で叫んで、怖気を振り払う。




an氏は黎明前からキャストを始める。
ムチのように竿がうなりをあげた。

「え、こんな暗いうちから?」

半信半疑で見ていると、ジ――――――、

小気味良い音を立てて、ドラグが鳴る。




「ほむらちゃん、すごいね。こんなに暗いうちから釣れるんだね」

「うん、わたしもびっくり。〝巻き〟で釣れたみたい」




そこから小一時間、わたしとan氏は周囲にドラグ音を鳴り響かせた。




5時頃だった。

強烈なアタリが訪れ、糸がめいいっぱい出される。

けたたましいドラグ音はいっかな鳴りやまなかった。




突然の出来事に、二人とも声をあげることもできない。

わたしは際限なくわいてくる焦りを抑えて、必死に抵抗した。




魚は際を走った。




そう、魔女(先行者)たちが立錐の余地なく林立する、足元をだ。




わたしは彼女らを薙ぎ払うようにして際を駆け抜けた。




「ワルプルギスの夜の前に、やられるわけにはいかない」




甲斐あって、ようよう魚が弱り始める。


最後は滑らせるように寄せると、


ランディングしてくれたのは、ほむらちゃんだった。















ほむらちゃん、ありがとう。














駄文にお付き合い頂き、あいすみませんでした。









ゲストの正体は上のやつです。




先に入っていた釣り人のみなさん、
たいへんにご迷惑をおかけしました。

即座に回収し、わたしのやりとりを静観して頂いたこと、

深く、感謝申し上げます。







  


Posted by たーきー at 14:36Comments(6)アジング