たーきーの釣りログ

大変ありがたいことに、

先日の釣行でロッドの性能をある程度知る事ができました。



では本格インプレいってみます。



一言でありていに表現するならば、



この竿は可変式胴調子なる性質を持っています。



これは負荷が掛からない状態ではシャキッとしていて、

いざ良型の魚が掛かると、胴に乗るという状態です。



どの位から胴に乗るの？って話ですけど、



手のひらサイズのちゃりこくらいからもう良い感じにしなります。



10cm未満のメジナ、チャリコではほぼ先調子のままやり取りが終了します。



ですので．．



小型の魚の引きが楽しめないという竿ではありません。



釣趣そのものはとても良いです。



その上で操作性が高いので、



風にあおられたスラッグを打ち返したりする時は非常にラクチンです。



メーカーが「ストレスフリーの性能を求めた」とのたまっておりますが、



１００％額面どおりに受け取って差し支えないと思います。



当方はアテンダーの1.5-50も持っておりますが、

持ち重りの差たるや、倍近い感覚がありました。（重量は25gしか変わらないはず）



アテンダーと比較して竿ブレが非常に少ない為、

風が吹いたりすると、その差はもっと顕著に表れましたよ。



もう一つ大事な要素。

ロッドのパワーについてですが、

尺2寸の黒鯛程度なら、

その気になれば、強引に寄せて来れる強さがありました。



私は半分遊びながらヤリトリしましたが、



「これ以上行かせたくない」時には、



主導権を握り返す事が十分可能です。



1号表記ですが、手持ちの鱗海si（2002年購入）と比較すると1.1号程度の強さがあるかもしれません。



それと、この竿はヤリトリの際に、ロッドの感度がそのまま残る竿です。



これは良し悪しですね。



感度が死んでゴムのような弾性だけが残るアテンダーとは違います。



胴調子ですが、ややハリスを労わる能力には欠けると思います。
（あくまでアテンダーとの比較です。基本的に相当能力高いです。）




ですが良い所もあって「どの方向に何cm魚が突っ込んだか」が良く分かる竿です。



アテンダーが竿を持っているだけで魚を浮かす竿だとすれば、



エリネスは華麗なロッドワークで魚を浮かす竿です。



まあいずれにせよ．．．



この竿は物議を醸しますよ（笑）